「海外のお客様が増えてきたけれど、英語のメニューがない。英語の口コミにもどう返信していいかわからない……」

飲食店の現場では、こうしたインバウンド対応の悩みをよく耳にします。特に、毎日変わる「本日のおすすめ」をその都度英語にするのは、忙しい仕込みの合間には非常に負担が大きいはずです。また、海外からのGoogleマップや食べログのレビューに丁寧な返信をしたいと思っても、外国語での言い回しに自信が持てず、結局そのままにしてしまうことも多いのではないでしょうか。

この「翻訳や返信にかかる時間と労力」を、AIがサポートしてくれます。

手書きメニューを撮影して、自然な英語に

やり方は非常にシンプルです。たとえば、スマートフォンのAIアプリ(ClaudeやChatGPTなど)を開き、手書きの「本日の黒板メニュー」を写真に撮って送るだけです。

「この手書きメニューの写真を読み取って、海外の観光客向けに自然で美味しそうな英語のメニューを作成してください。」

これだけで、AIは画像の中の文字を読み取り、数分で英語のテキストを作成してくれます。「戻り鰹のたたき」や「旬の野菜の天ぷら」といった、直訳では伝わりにくいニュアンスも、状況に合わせて説明的な英語にしてくれることが多いです。これを印刷するだけで、その日のうちに対応が完了します。

口コミへの返信も、箇条書きから下書きを

英語のレビューへの返信も同じです。あなたが考えるのは「伝えたいお礼や事実」だけ。それを箇条書きにして、AIに投げます。

「以下の内容で、当店への英語の口コミに対する返信を下書きしてください。温かく、丁寧な接客が伝わるように。」 ・ご来店と高評価に感謝 ・おすすめした日本酒を気に入ってもらえて嬉しい ・また日本に来た時はぜひ寄ってほしい

月額約2,800円(2026年6月時点・税やプランで変動)のAIを使えば、まるでバイリンガルのスタッフに下書きを頼むような感覚で、自然な外国語の返信文を用意してくれます。

私が守っているルール:AIが下書きし、人間が確認する

AIは言語の壁を越える強力なツールですが、ここでも私が個人的に気をつけているルールがあります。

「AIが下書きし、人間が確認して使う」

そしてもう一つ、「個人情報やお客様の名前、プライバシーに関わる情報はAIに入力しない(匿名化する)」ということです。AIのデータ利用設定をオフにしたり、会社のポリシーを確認してから使うようにしています。

出来上がったメニューや返信文は、そのまま鵜呑みにせず、少しでも違和感があればAIに修正をお願いしたり、翻訳ツールなどで意味を再確認するようにしています。AIはスタッフに代わるものではありません。あくまで「言葉の壁によるストレス」を減らし、本来の「おもてなし」に集中するための補助ツールです。

「語学の壁」という作業をAIに任せる。そうして浮いた時間でお客様の顔を見て接客する。これが飲食店における、賢いAIの使い道だと私は考えています。


まず小さく始めるための、無料チェックリスト

※これは私個人の体験の共有であり、専門的な助言ではありません。結果には個人差があり、特定の成果を保証するものではありません。導入の判断・検証はご自身の責任でお願いします。記載のツール提供元とは一切の利害関係はありません。 ※個人情報・機密情報は入力しない、あるいは匿名化するなど、必ず会社の方針を確認してご利用ください。

もしよければ、「安全に始めて、最初の1週間で効果を実感する」ための12ステップのチェックリストを無料で公開していますので、参考にしてみてください。安全を守る2つのルール、最初に試すべきタスク、月額プランのセットアップ手順まで、個人的な経験をもとに解説しています。

📋 無料チェックリスト(登録不要・すぐ読めます) → https://newsletter.sshabuj.com/checklist.html

📬 現場からの正直なレポートをメールで受け取る(無料) → https://newsletter.sshabuj.com

中小企業の「ちょうどいいAI導入」について、これからも事例ベースで発信していきます。よろしければ、フォローしておいてください。